HTMLで家の骨組みを作り、CSSで内装を整え、JavaScriptでボタンを動かした。
ようやく落ち着けると思ったところへ、新しい人が来た。
Python「作業員のPythonです。」
KAZU「また覚えるの? もう頭の中、満室なんだけど。」
Python「今日は一行だけです。」
KAZU「その言葉、前にも聞いたな。一か所直すだけって言われて、夜になった。」
Pythonは黙って、短いコードを置いた。
print("こんにちは、Python!")
これをPythonの実行環境で動かすと、実行結果の欄に次の文字が出る。
こんにちは、Python!
KAZU「……それだけ?」
Python「それだけです。」
KAZU「来たばかりなのに、あまり働かないね。」
Python「頼まれた仕事は終わりました。」
どうやら、この作業員は勝手に気を利かせない。頼んだことを、頼んだとおりにする。それが長所でもあり、こちらが頭を使う理由でもある。